週末一般フリースクール体験
こども11名、大人8名の参加でした。
野外活動センターへ集合。今日はトレッキングコースへ。ゆるやかな登り坂は、落ち葉のじゅうたん。二手に分かれて、行きました。
わたしと一緒に歩いた男の子は、いろんな種類の小さなきのこを見つけたり、木の棒を杖にして、お母さんやわたしに手渡してくれました。
分かれ道は、木の棒が倒れた方へ。行き先は運任せ!?時に棒とは違う方に行きたくて、一番長いコースを歩きました。
池を見て、
男の子が「えーっと、えーっと、何うみっていうんだっけ??」
大人は「えーっと、えーっと、何かな?」
男の子「あっそうだ!みずうみだ!!」大人「あ〜湖!」
そんな、かわいいやり取りのあと、みんなで合流。お弁当を食べ、ひと遊び。
活動場所へ戻り、午後からは段ボールアートと、陶芸。
陶芸はいつも地元で陶芸を教えておられる方が材料費のみのボランティアで木のねっこへ来てくださいます。
ご指導のもと、皿、茶碗、小物、花瓶。こどもも大人も夢中で作りました。
模様をつけたり色を塗って
こどもは、恐竜やトラ?の自由な製作。
焼き上がりは来月中旬予定。楽しみですね。ありがとうございました。
段ボールアートは、参加のお父さんが先生!?となって、家が出来上がりました。男子たちが集まるー。やっぱり、男はこういう建築物!?が好きなのかしら。
英語でクッキングはスペシャルバージョン。
本宮スタッフが数日前からアイデアを練って準備してくれた
スペシャルケーキです!!
かぼちゃ、桑の実、ブルーベリージャム、野イチゴ、豆腐クリーム、キウイや梨ジャム、などなど。ごぼうスティックつき!
美しい!!
みんな夢中で食べてました。お母さんも食べたかったなぁ、とうらやましい目で見てました(笑)
週末スクール体験のおやつは、子どもだけの特権!お母さんが欲しかったら子どもと交渉。なかなかこの駆け引きが、それぞれの家庭を見るようで面白いのです。
放課後、ちょっとした事件がありました。
段ボールアートで、ある子が遊んでいた段ボール。
ほかの遊びに離れていると、違う子がその段ボールに入って遊んでました。
それはぼくのー!!と大きな声を出しますが、お互い譲りません。結局、交渉不成立。
とられたーとほかのお友達に訴え、お友達と段ボールに入った子が、
それは、〇〇くんのでしょー。と言いますが、これまた交渉不成立。
お互い持っていた竹の棒で、牽制しあいます。けど、本人を叩くことなく、避けてやってます。ちょっとずれて、わずかに当たってましたが、お互い、大きな怪我にならないように、加減しながらやっている様子。
よほどの怪我につながりそうな時は、大人が止めますが、互角の力と判断した場合は、できるだけ見守ります。
ここで大人が入ると、余計こじれるので、思う存分ケンカできる時間をつくります。
この時間が本当に大事です。
感情をしっかり、怒りをたっぷりと出し切る。これができないことが多いから、心にモヤモヤが不完全なまま留まってしまいます。
感情をたっぷり出し、ぶつけ合った後は、何もなかったかのように遊んでいるのがいつものこと。
大人は黙って見守ることが、しんどいかもしれないけど、修行です。
これが、公園や幼稚園や学校では、なかなかできない。
「子どもを信じて見守る」という大人の共通認識がある場所だからこそしっかりとケンカできる。
そういう意味でも木のねっこは貴重な場所であるのです。
今日ははるみちゃんがいませんでしたが、皆さんにフォローしてもらい、無事に終わりました。
いつも、はるみちゃんに頼っていたり、はるみちゃんがいると安心していることが、いないことを体験するとよくわかります。
まだまだ自立しなくてはね。
明日は平日スクール。いつもの活動場所です。
【文=たみ】
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